WEB集客で問い合わせを増やしたいとき、いきなり施策を増やしたくなります。
SEO記事を増やす。
Xを投稿する。
広告を出す。
LPを作る。
InstagramやTikTokも始める。
どれも間違いではありません。
ただ、数字を見ないまま施策だけ増やすと、何が効いているのかわからなくなります。
問い合わせを増やすには、まず見るべき数字を決めることが重要です。
この記事では、WEB集客で問い合わせを増やすために最初に見るべき5つの数字を整理します。
問い合わせは1つの数字だけでは増やせない
問い合わせ数は、いきなり増えるものではありません。
問い合わせまでには、いくつかのステップがあります。
たとえば、以下のような流れです。
- 検索結果やSNSで見られる
- クリックされる
- サイトに訪問される
- 記事やページを読まれる
- CTAを押される
- フォームに到達する
- フォームが送信される
このどこかで止まると、問い合わせは増えません。
つまり、問い合わせ数だけを見ても原因はわからないということです。
問い合わせが少ない理由は、そもそも見られていないのか、クリックされていないのか、ページで離脱しているのか、フォームまで行っていないのか、フォーム入力で止まっているのか。
これを切り分ける必要があります。
1. 表示回数
最初に見るべき数字は、表示回数です。
表示回数とは、検索結果やSNS上で自社のページや投稿が表示された回数です。
SEOならGoogle Search Consoleで確認できます。
Xならインプレッションです。
広告なら表示回数です。
表示回数が少ない場合、そもそも見込み客に届いていません。
この状態でLPやフォームだけを改善しても、問い合わせは増えにくいです。
まずは以下を確認します。
- 検索結果に表示されているか
- どの検索クエリで表示されているか
- X投稿のインプレッションはあるか
- 広告を出している場合、配信量は十分か
表示回数が少ないなら、記事テーマ、投稿テーマ、広告配信、キーワード選定を見直す必要があります。
2. クリック数
次に見るべき数字は、クリック数です。
表示されていてもクリックされなければ、サイトには来てもらえません。
SEOの場合は、Google Search Consoleでクリック数とCTRを確認します。
CTRとは、表示されたうち何%がクリックされたかを表す数字です。
クリック数やCTRが低い場合、以下のような原因が考えられます。
- タイトルが弱い
- ディスクリプションが魅力的ではない
- 検索意図と記事タイトルがズレている
- 上位に表示されていない
- 競合のタイトルの方が具体的
この場合、記事を増やす前にタイトルやディスクリプションを見直す方が効果的なこともあります。
特に、表示回数はあるのにクリックされない記事は、改善余地が大きいです。
3. 流入元別のセッション数
3つ目は、流入元別のセッション数です。
どこからサイトに来ているのかを見る数字です。
GA4では、検索、SNS、広告、直接流入などの流入元を確認できます。
流入元を見ることで、どの施策が訪問に繋がっているかがわかります。
たとえば、以下のように見ます。
- SEOからどれくらい来ているか
- Xからどれくらい来ているか
- 広告からどれくらい来ているか
- 直接流入や指名検索はあるか
- 記事別にどれくらい読まれているか
問い合わせを増やしたい場合、単純なアクセス数だけではなく、どの流入元がCVに近いかを見る必要があります。
アクセスは多いけれど問い合わせに繋がらない流入もあります。
逆に、アクセスは少なくても問い合わせに近い流入もあります。
ここを分けて見ることが大切です。
4. CTAクリック数・フォーム到達数
4つ目は、CTAクリック数やフォーム到達数です。
CTAとは、読者に次の行動を促すボタンやリンクのことです。
たとえば、以下のようなものです。
- 診断フォームを見る
- 無料相談する
- 問い合わせる
- 資料を受け取る
- 関連記事を読む
サイトに人が来ていても、CTAが押されていなければ問い合わせには近づきません。
CTAクリック数を見ることで、記事やページが次の行動に繋がっているかを確認できます。
まだ細かいイベント計測ができていない場合でも、まずはフォームページの表示回数を見るだけでも意味があります。
たとえば、記事PVはあるのにフォームページへの遷移が少ないなら、記事内の導線が弱い可能性があります。
CTAの位置、文言、見せ方、記事との関連性を見直す必要があります。
5. フォーム送信数
最後に見るべき数字は、フォーム送信数です。
問い合わせを増やすうえで、最終的に重要なのはここです。
フォーム到達数はあるのに送信数が少ない場合、フォーム内で離脱している可能性があります。
原因としては、以下が考えられます。
- 入力項目が多すぎる
- 必須項目が多い
- 何を書けばいいかわからない
- 送信後の流れが不明
- スマホで入力しにくい
- 信頼できるサイトか不安がある
特にスマホでは、フォーム入力の負担が大きいとすぐに離脱されます。
最初の段階では、フォーム項目を増やしすぎないことが大切です。
最低限、名前、会社名、メールアドレス、相談内容程度から始め、必要に応じて調整する方が良いです。
5つの数字をまとめて見る
問い合わせを増やすには、以下の5つをセットで見ます。
| 数字 | 見る目的 |
|---|---|
| 表示回数 | そもそも見込み客に届いているか |
| クリック数 | 興味を持ってサイトに来ているか |
| 流入元別セッション数 | どの施策が訪問に繋がっているか |
| CTAクリック数・フォーム到達数 | 次の行動に進んでいるか |
| フォーム送信数 | 最終的に問い合わせに繋がっているか |
この5つを見ると、どこを改善すべきかが見えやすくなります。
表示回数が少ないなら、SEOやSNS、広告の露出を増やす。
クリック数が少ないなら、タイトルや投稿文を見直す。
流入はあるのにCTAが押されないなら、記事内導線を改善する。
フォーム到達はあるのに送信されないなら、フォームを改善する。
このように、数字ごとに打ち手が変わります。
立ち上げ初期は小さい数字で十分
0からWEB集客を始めたばかりの段階では、数字はほとんど出ません。
表示回数が少ない。
クリックも少ない。
問い合わせもまだない。
これは普通です。
大事なのは、最初から大きな数字を求めることではなく、変化を記録することです。
公開記事数が増えた。
インデックスされた。
表示回数が出始めた。
検索クエリが増えた。
フォームページに遷移した。
こうした小さな変化を記録していくことで、改善の材料が増えます。
数字がない状態から、数字が出る状態にする。
これが最初のフェーズです。
施策を増やす前に計測を整える
問い合わせを増やすためには、施策を増やす前に計測を整えることが重要です。
最低限、以下は用意しておきたいです。
- Google Search Console
- GA4
- 問い合わせフォーム
- 診断フォームやCTAページ
- 記事管理シート
- 数値ログ
これらがあると、SEO、X、広告、SNSなどの施策を実行したときに、何がどの数字に影響したのかを見やすくなります。
0からWEB集客ラボでも、まずはWordPress、Google Search Console、GA4、診断フォーム、管理スプレッドシートを整えた上で、記事制作とX運用を進めています。
WEB集客で最初に何を整えるべきかは、以下の記事でも整理しています。
まとめ
WEB集客で問い合わせを増やすには、施策を増やす前に数字を見ることが重要です。
最初に見るべき数字は、以下の5つです。
- 表示回数
- クリック数
- 流入元別セッション数
- CTAクリック数・フォーム到達数
- フォーム送信数
問い合わせ数だけを見ても、原因はわかりません。
どこで止まっているのかを切り分けることで、改善すべき場所が見えてきます。
0から始める段階では、最初から大きな成果を狙うより、数字が出る状態を作ることが先です。
表示される。
クリックされる。
読まれる。
フォームに進む。
送信される。
この流れを1つずつ整えていくことが、問い合わせを増やすための現実的な進め方です。
自社に必要なWEBマーケティング施策を整理したい場合は、以下の診断フォームも活用できます。
