最近、XでもYouTubeでも「SEOはオワコン」という言葉を見る機会が増えました。
AI検索が出てきた。Google検索の上部にAIの回答が出るようになった。
SNSやYouTubeで情報収集する人も増えた。
AIで記事が作れるようになり、コンテンツの量も増えた。
そう考えると、「これからSEOは厳しい」と言われるのは自然です。
ただ、本当にSEOは終わったのでしょうか。
それとも、昔のやり方が通用しにくくなっただけなのでしょうか。
この記事では、AI時代にSEOが本当にオワコンなのかを、0からWEB集客を作る立場で整理します。
「SEOはオワコン」と言われる理由
まず、SEOがオワコンと言われる理由は大きく4つあります。
- AI検索で答えが完結しやすくなった
- 情報収集系キーワードのクリック率が下がりやすい
- 競合サイトや記事数が増えた
- AI記事の量産でコンテンツの差別化が難しくなった
特に大きいのは、AI検索の影響です。
ユーザーが検索したとき、検索結果の上部にAIの要約が表示されれば、わざわざ記事をクリックしなくても答えがわかるケースがあります。
たとえば「〇〇とは」のような情報収集系キーワードは、AIの回答だけで満足されやすい可能性があります。
その結果、検索結果に表示されてもクリックされにくくなる。
これが「SEOはオワコン」と言われる大きな背景です。
終わったのはSEOではなく、昔のSEOかもしれない
一方で、SEOそのものが完全に終わったと考えるのは早いと思っています。
終わりやすいのは、以下のようなSEOです。
- 検索意図を満たしていない記事
- どこにでもある一般論だけの記事
- AIで作っただけの薄い記事
- キーワードを詰め込んだだけの記事
- CV導線がない記事
- 更新も改善もされない記事
こうした記事は、AI時代でなくても厳しいです。
逆に、読者の意思決定に役立つ記事、実体験や検証データがある記事、次の行動に繋がる記事は、まだ価値があります。
SEOが終わったというより、雑に作ったコンテンツで検索流入を取る難易度が上がったと見る方が近いです。
AI時代でも検索行動は残る
AI検索が広がっても、ユーザーの検索行動がすぐに全部なくなるとは考えていません。
なぜなら、検索にはいくつかの種類があるからです。
たとえば、以下のような検索です。
- 比較したい
- 事例を見たい
- 費用感を知りたい
- 具体的な手順を確認したい
- 自分に合う選択肢を探したい
- 問い合わせ前に不安を減らしたい
これらは、AIの一言回答だけで完結しにくい領域です。
特にBtoB、中小企業、個人事業主向けのWEB集客では、「自社の場合はどうすればいいのか」を知りたい人が多いはずです。
そのとき、実際の検証ログ、判断基準、失敗例、改善プロセスがある記事は、まだ読まれる余地があります。
SEOはAI検索対策にも繋がる可能性がある
もう1つ重要なのは、SEOとAI検索対策が完全に別物ではないことです。
AIが回答を作るときも、WEB上の情報やブランドの認識、検索結果上で評価されているページなどが影響する可能性があります。
つまり、検索結果で評価されるようなページを作ることは、将来的にAIに選ばれるための土台にもなり得ます。
もちろん、AI検索への最適化はまだ変化が大きい領域です。
ただ、以下のような基本は変わりにくいと考えています。
- 読者の問いに明確に答える
- 独自の経験や検証データを入れる
- 誰が何のために発信しているかを明確にする
- サイト全体でテーマの一貫性を作る
- 数字を見て改善し続ける
これはSEOでも、AI検索対策でも重要になるはずです。
今回の検証条件
このメディアでは、SEOが本当にまだ機能するのかを0から検証していきます。
初期条件は以下です。
- 新規ドメイン
- 記事0本から開始
- 外注なし
- 既存の被リンクなし
- 広告費は基本的に最小限
- WordPressとSWELLで構築
- GSC、GA4、Site Kitで計測
- ラッコキーワード、X APIなどを使ってテーマ選定
かなり小さな状態からのスタートです。
だからこそ、うまくいけば「0からでもどこまで作れるのか」を見せやすいです。
逆に、うまくいかなければ、どこで詰まったのかも検証材料になります。
見ていく数字
SEOの検証では、単に記事を公開するだけでは意味がありません。
見ていく数字は以下です。
- 公開記事数
- インデックス登録状況
- GSCの表示回数
- GSCのクリック数
- 検索クエリ
- 平均掲載順位
- GA4のセッション数
- 記事別PV
- 診断フォームへの遷移
- 問い合わせ数
最初は、検索流入よりもインデックスや表示回数を見る段階です。
公開直後に検索流入が増えないのは普通です。
まずはGoogleに認識されるか。
次に、どの検索クエリで表示されるか。
その後、クリックされるか。
最後に、問い合わせや診断フォームに繋がるか。
この順番で追っていきます。
記事テーマの決め方
記事テーマは、検索需要だけでは決めません。
今は以下の3つを見ながら優先順位を決めています。
- 検索需要
- Xでの話題性
- CVへの近さ
検索需要があるテーマは、SEO記事として狙いやすいです。
Xで話題性があるテーマは、記事公開後に実況しやすくなります。
CVに近いテーマは、診断フォームや問い合わせへの導線に繋げやすくなります。
この3つが重なるテーマから優先的に記事化していく方針です。
詳しくは、以下の記事でも整理しています。
SEOは単体ではなく、Xや広告とも組み合わせる
今後のWEB集客では、SEOだけで完結させるのは難しくなると思っています。
SEOは中長期で検索流入を作る施策です。
一方で、Xは検証過程を届ける施策です。
広告は短期で仮説検証する施策です。
YouTubeやInstagram、TikTokは認知や信頼形成に向いています。
つまり、SEOだけを見るのではなく、複数施策の中でSEOをどう使うかが重要です。
このメディアでも、まずはSEOとXを中心に始めていますが、今後は広告、YouTube、Instagram、TikTok、LINEなども必要に応じて検証していく予定です。
WEBマーケティング施策全体の役割は、以下の記事で整理しています。
WEBマーケティング施策一覧|SEO・X・広告・SNSの役割を整理
まとめ
SEOはオワコンなのか。
現時点の考えでは、SEOそのものが終わったというより、昔のやり方が通用しにくくなったのだと思っています。
情報収集だけの記事、独自性のない記事、AIで作っただけの記事は厳しくなる。
一方で、検索意図を満たし、実体験や検証データがあり、読者の意思決定に役立つ記事は、まだ価値があるはずです。
この仮説が正しいのかを、0からWEB集客ラボで検証していきます。
まずは記事数、インデックス、表示回数、検索クエリ、流入、問い合わせまで、数字を見ながら追っていきます。
自社でどのWEBマーケティング施策から始めるべきか整理したい場合は、以下の診断フォームも活用できます。
